アプリケーション開発には大きく分けるとスタンドアローンアプリケーション開発とWEBアプリケーション開発があります。
今回はその違いとメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。
何が違うの
スタンドアローンアプリケーション
スタンドアローンアプリケーションは主にコンピュータにインストールして利用するアプリケーションを指します。
基本的にコンパイラ型の言語を使用して制作されておりプラットフォームに適した操作性のアプリケーションが作成できます。
コンパイルされているためインストールが可能なプラットホームであれば動作できる
例)Microsoft Officeのようなものからウイルスセキュリティなどのような常駐型のソフトのようなプログラム
WEBアプリケーション
WEBアプリケーションはブラウザ上で動作するアプリケーションを指します。
基本的にはインタプリタ型と言われるコードを変更したらすぐに動作に反映される言語を利用して作られているがブラウザに準拠した操作しかできないため複雑な操作のアプリケーションは作成できない。
プログラムはサーバで動いているので動作が非常に軽くブラウザとインターネットがあればプラットホームに依存せず動作する。
例)Googleの検索やメールなど
開発方法の違い
スタンドアローンアプリケーション
開発にはコンパイラーを備えた統合型IDEと呼ばれるものが必要となります。(※Visual StudioやX Codeなど)
大規模なアプリケーションを制作することが多いため複数人でのコードの作成に適した開発規約が必要です。
WEBアプリケーション
開発時にはサーバーで動作している言語の環境が必要になりますがコードはテキストエディタがあれば開発できます。(※VS Codeなど)
基本的にはデータベースでのデータのやり取りになるためコード規約についてはスタンドアローンより緩めです。
まとめ
初めてのプログラム開発であればWEBアプリケーションの方が手を出しやすいと思いますが、実際にはWEBアプリケーションでも規模の大きなプロジェクトは存在しますし、クライアントがスタンドアローンでもそこで入力されたデータを管理するのはWEBアプリケーションだったりと最近では連携することが多くなっているためどちらの開発方法も勉強して損はないかと思います。
将来お仕事にしようと思っている方はスタンドアローンから入る方がプロジェクトに参加した際にスムーズかもしれませんね